高断熱リフォーム工事 














 

平成4年 事務所を高断熱で建て替えて、高断熱の建物に住んでいるかのような気分でいましたが、自宅を高断熱リフォームしてみて暖かさの「気難しさ」に気付かされました。
 北と南に縁側がある25年前の住宅で、どれだけの省エネ断熱住宅に出来るかは未知でした。そこそこの性能を確信出来たのは高性能サッシの出現です。おかげで冬は極端に寒いこの家もシミュレーションでは超省エネ住宅になりそうだと分かったのです。サッシをオーダーで全部取り換え、徹底して断熱にこだわった改修を進めました。


断熱(耐震)改修工事


70坪のいえの断熱改修 HPエアコン1台(4KW)で暖房します。Q値0.88 .

床下から1階桁まで一体に気密化を図れば床下で暖められた空気は浮力を増しても下から空気が入り込まないので上昇し難いのでは? と言う仮設を実証してみようと思います。12月に入りました。予測通りです。天井はまだ断熱施工していませんが、1階は暖まってきました。ただ階段室で2階とつながっているため2階の冷気がここから下がってきます。早速塞ぐ事にします。同時に二階との防音のためグラスウールを300㍉ブローイングしました。2階は未だ元のままですがもう誰も住んでいません。、これから解体が始まります。
とてもここに人が住んでいるようには見えませんが、1階では生活しています。
 二階はシートで覆った状態で一階天井は外気にむきだし状態ですが、ブローイングのおかげで断熱効果が出ています。断熱気密が不完全な状態ながら1階は13~15℃を保っています。(エアコンを16℃に設定したまま)
換気工事は未だですが、防音用のブローイングを通し適度になされているようで、違和感、不快感はありません。雪が吹き込んで雪かきに追われ仕事になりません。今年はこれで中止にします。



屋根の付加断熱200㍉増築部の防湿シート張り

既存部分は屋根断熱です。GW200㍉付加断熱中
右はようやく始まった増築部分。北は充填100㍉付加断熱200㍉の300㍉断熱。
他は充填100、付加150の250㍉断熱です。


1階の西側を取り壊し、残った壁に100㍉充填断熱しました。付加断熱はこれからです。屋根断熱と、基礎の断熱もこれからです。
  防湿フィルムを壁の外側に張り、この上に200㍉付加断熱をします。通常は防湿フィルムを室内側に張りますが、ここに張ることで室内側の壁はそのまま生かせます。結露の問題は付加断熱を厚くすることで防ぎます。

減築部の断熱工事、付加断熱の下地土間の防湿コンクリート打設

右の写真は西の解体部から防湿土間コンを打設しているところです。
基礎の開口部を補修し断熱は未だですが、この状態でエアコンを1階床下に設置しました。これから運転してみます。



基礎外周のスカート断熱外部コンクリート架台を蓄熱材に

基礎は外張りスタイロフォーム100 b-3とスカート断熱同50です。右の写真はボイラーのコンクリート架台で、あえて壊さないで断熱材で覆い蓄熱部位にしてみました。


テラスサッシが納まりました

納まりました。方立で区切って壁との納まりがすっきりしました。
基礎断熱、内部の防湿コンクリートはこれからです。



サッシ搬送車からトリプルガラスを移動トリプルガラスを取り付け

3600の開口部に両サイドドアと中心に1800の嵌め殺し窓をいれます。このガラスは重量が約100キロで、トラックから降ろすのも一苦労です。


縁側の連窓サッシ取り外し連窓サッシを取り外しました

南側は充填100、付加150の計250㍉にします。
サッシが重いので土台に乗っかるようにします。


内部の改装です。和室長押取り付け出窓のコーナー納まり


突出し床の内部です。塗り壁で仕上げるのでコーナー保護のためコーナー額縁を付けました。上部を角出しにしました。

出窓の断熱補強出窓断熱納まり

北側の付加断熱工事です。
床がらみ200㍉突き出しました。充填部分と合わせて300㍉断熱になります。
この床の支えは、基礎外断熱150㍉の防蟻スタイロフォームと保護モルタル20㍉です。

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